サカナの気持ちが分かるなら
釣りを始めたばかりの頃。たくさん本や雑誌を読んで、釣り人のブログを延々と見ていた。
出かける前の晩は、いろんな釣り方がアタマの中を駆け巡って、寝付けない。夜明け前に釣り場に着いて、ロッドを振る。アタリなし。
ルアーを変え、アクションを工夫し、ポイントを変え、考え付くことを全てやってみても、反応なし…
そんなとき、サカナの気持ちが分かるなら、と思う。
何百年も前の釣り人も、同じようなことを感じていたかもしれない。
「水の中のことだからしょうがない」。確かに。
でも、今なら、少しはサカナに近づけるかもしれない。
まだ手探りかもしれないけれど、何人かの釣り人は、方法を発見しつつあるように見える。
研究者も、おもしろい発見を積み重ねている。
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